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PERFECT DAYSのhiromiのネタバレレビュー・内容・結末

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

平山はトイレ清掃員をしながら過ごす日々に満足している。毎日変わらないルーティーンを過ごすがいい日も悪い日も毎日の暮らしに同じ日はなく、昔から聞き続けたカセットの音楽に耳を傾け、休日に買う古本に読み耽ることに喜びを感じていた。小さなフィルムカメラで木の木漏れ日を撮ることが好きで毎週写真を現像に出し、コインランドリーに向かう。同じ会社で働く清掃員と彼女や、姪っ子と妹、行きつけの飲み屋のママと元旦那など、平山に関わる人との交流がありそこにストーリーがあるけど、深掘りはしないストーリー展開。小さなことに喜びを見つけて目の前にあることを一生懸命やる。こんな生活してが本当の幸せなのかもと心が温まる映画だった。音楽がオシャレ!サントラ買おうと思った。幸田文の木も読んでみたい。


解説 第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞に輝いた、役所広司が主演を務める人間ドラマ。清掃員として働きながら静かな日々を送っていた男が、再会をきっかけに過去に目を向けていく様子をドキュメンタリータッチで描く。監督は『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のヴィム・ヴェンダース。共演は柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未ら。
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