足るを知る生き方を改めて教えてくれる。
作業ツナギの背中のTOKYO toiletの堂々とした文字に彼の美学が詰まっている気がした。ふと、東京五輪で海外の選手のSNS投稿だったのかな？深夜、誰も居ない選手村の警備にあたる人の動画が話題になったことを思い出した（誰も見ていなくても勤勉な姿へのリスペクト）。そんな所にも、日本でこの題材にした理由や平山さんの説得力を感じる。
平山さん＝役所さんは聖人や悟り人ではなくて、心の機微や人との関わりも描かれ人間らしく愛すべき人物像なのも良く、特に綻んだ笑顔とラストの思いを噛み締めながらまた今日を生きる表情が堪らなかった。
