役所広司さん、素敵でした。
すっごくいい時間でした。
祖父が、読書が好きで、ハイキングが好きで幼いわたしの写真をよく撮ってくれるひとだったことを思い出した。
ひとつひとつの瞬間を愛おしく感じているひとだった。
祖父の生きた時代には気軽に誰かと繋がるスマホがなかったし、写真ひとつにしても手間がすごくかかっただろうし、
だからこそ、大切に大切に生きれたのかもしれないし、平山さんの過去や今が祖父の生きた時代と重なるかと言われたらわからないけど。
どうしても、スマホに時間を奪われてしまってる。
飲み屋から立ち去る平山さんの背中を見て、祖父の背中を思い出して泣いていました。
映画の全ての場所にもちろん行ったことがないのに、平山さんの目を通して見た東京の全て、懐かしさだったり、安心感だったり、美しいと思う場面がたくさんでした。
不思議です。
もっと自分の1日を味わいたい。
どっぷり味わいたいな。
明日はどんな1日だろう。
ずーっと夜更かしが好きな人間だったけど
はじめて朝が来ることが楽しみだなと思った。
明日の朝が楽しみです。おやすみなさい
この映画に出会えてよかった。
追記
別れ際、祖父は必ずハグとわたしの手の甲にキスをする人だったこと。
朝、目覚めて思い出して、涙しました。