え

PERFECT DAYSのえのネタバレレビュー・内容・結末

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

正直見ている途中や終わった直後は
何でこんな評価が高いのだろうと思ったが、見終わって1週間、この映画の良さがじわじわきている。

道行く人、すれ違う人、
私にとっては他人だけど、みんなそれぞれ物語を背負って生きているんだなぁと思った。

木漏れ日
→同じ瞬間は一度とない
という最後の言葉、とても印象に残った。

同じような毎日に見えて、
同じ日なんて1日も無い、そういう瞬間をかみしめていきている。

木漏れ日や光の反射など、
ふと自分で見つけて嬉しくなる。
キャッチコピーにある通り、「こんなふうに生きていけたなら」と思った。

普段の忙しない毎日やプレッシャーで、生きる意味って何だろうと思うことがあっても、
この映画があることで、
辛いと思う繰り返しの日常も自分の気持ち次第で輝かすことができる、という心の支えになった映画だった。

何気ない繰り返しの日常を、
この映画を通して美しいと思った。
とても純粋な映画。
え