Julia

PERFECT DAYSのJuliaのネタバレレビュー・内容・結末

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

Tartu Elektriteater にて📽️
エストニアで日本語上映・エストニア語&ロシア語字幕なのに、ほぼ満席だった。

満席すぎて、もしかしたら吹替か、、!?と思ったけど、始まってから10分くらい喋らんからソワソワした。遅刻したたかしが「ちーっす」って出てきたとき安心して笑った。笑

数か月気になってたけど観るタイミング逃して、配信されたら観るかーと思ってたけど、エアビーのおばあちゃんが泣いたって言ってたから観に行った。正解。オープニングで日本が恋しくてすぐに涙がでた。

映画を通して、平山の喜怒哀楽、友情、人肌恋しさ、複雑な感情をみた。わたしは、選んだ人生かもしれないが、この生活をする自分に葛藤する平山を描いているように受け取った。きっと彼は人とともに生きたいし、つながりを求めてるんじゃないかな。だから「この生活がしたい」みたいな憧れを感じることはなかった。そして平山に激似の知り合いを想起して切なかった。寡黙で読書家でゆっくり毎日を過ごす。でも奥底に後悔を山ほど抱えていて、たまに、消えちゃうんじゃないかと思う。人に迷惑をかけないようにしないと、という、孤独さを感じるひと。それを、最後の平山の表情を見て思って、また涙がでた。

アオイヤマダは印象的だった。First Loveのダンサーの子!もっと色んな作品に出て欲しい〜!
Julia

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