うさぎの森大臣

PERFECT DAYSのうさぎの森大臣のレビュー・感想・評価

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
3.1
つまらなかったー!
本当にこういう日常を切り取った映画は私には合わないんだなとつくづく思う。

アヤもニコもリアリティが無く、男性に都合がいいただのキャラクターとして扱われていると感じた。普通20代の女の子(アヤ)はおそらく60歳ほどであろう男性に頬にキスなどしない。たとえあの子のような奔放キャラであっても。年の差があまりにもありすぎる男性に好意を向ける若い女性はこの世の中にはほとんど居ない。居たとしてもごくごくごく稀だし、少なくとも私の周囲にはいない。
また、ニコぐらいの思春期真っ只中である女の子が叔父の前で下着姿になりかけることなど通常の子であれば有り得ない。
もちろんどちらとも有り得ることではある。だが、普通は有り得ないことなのだ。
だが映画というものの中では昔からよく出てくる。ふた周り以上離れた歳上の男性に女性が好意を抱く。中学生ほどの少女が無自覚に肌を見せる。もちろん映画だからそういうシチュエーションがあってもいい。だがありすぎる。比較して、ふた周り以上年の離れた女性に好意を抱く青年という設定はあまり見かけない。

これは男性が持つ女性の若さへの信仰、執着ゆえではないだろうか?昔からずっともやもやしていたが、この映画をみて今作もそうなのかとゲンナリした。私は歳の重ねた女性にとても魅力を感じる。小料理屋の女将のシーンなどをもっと見たかった。


ラスト5分ほどまで観たことを公開していたが、役所広司が微笑みながら泣きそうになりながら運転するシーンでこの映画を観てよかったと思った。


銭湯気持ちよさそうだったなー!来週の北海道登別温泉旅行楽しみすぎるっ
うさぎの森大臣

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