もう少し

PERFECT DAYSのもう少しのネタバレレビュー・内容・結末

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
1.8

このレビューはネタバレを含みます

この映画が「プロジェクト」であると認識してから見たからなのか、巨大でうっすらとした何かしらの意図などを邪推し続けて、疲れた
「兄さん、こんなとこに住んでるのね」とかいう感じの妹、慕ってくる年頃の姪と川を眺めるあたりの描写や誰かが夢想するような"清貧"さが特に引っかかった
1人じゃ無理だからね?!のブチギレは好き 東京のトイレ清掃員のブチギレ日常をもっと見たいわたしは(日本人作で)
てか、あのトイレ気が休まらなくて全然好きじゃないし、ベンチの手すりデザインのようなキレイさも感じるし、代々木公園駅と代々木なんとか駅を早く帰りたい夜によく間違えるからイラつくし、普通に私怨

(本を読んだ)清掃員にならざるを得ない立場にならない人が「公衆トイレのイメージが悪いから」すべての人に使いやすいトイレを…ということで始めた企画らしい。ボトムアップ感がないのは納得。主人公に役所広司以上の魅力を感じにくく、彼に自分を重ねる視聴者たち(特に何かしら同じ属性を持つ方)に対しての方が心が動く。ここ最近これを思い出してイライラしてしまうので、いい作品なんだと思う。また違うタイミングで見たら、私の目で見る社会がもっと違ったらな…と思った
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