皆さんの評価が頗る高いので自分の感性が不安になりますが、個人的にはあまりハマりませんでした。
まず良かった点として…
日常の些細な喜びや美しさをさり気なく切り取っていて、何気ない毎日がとても愛おしくなるような作品です。
物語の起伏が少なく淡々としているので万人受けする映画ではないですが、この奥ゆかしさが心地良いです。
ただ正直言うと、同じルーティンの繰り返しの前半パートに少し退屈してしまいました。
また、文学的な台詞ややり取りも、映像として観るとどうしても不自然に感じてしまいます。
特に、初対面のおじさんたちの影踏みのシーンは、観ているこちらが恥ずかしくなってしまって、どうにもダメでした…笑
今の自分には合わない作品でしたが、もう少し歳や経験を重ねてから、あらためて鑑賞してみたいですね。