このレビューはネタバレを含みます
トイレ清掃員の平山さんの日常をただ描いているようで格差社会や時間の経過と共に生まれる変化の酷さを伝えている作品でした。
この映画を見て綺麗事を描いているようにしか見えない人も少なくはないのかもしれないですが、色々な気づきを与えてくれたので私は好きです。
毎日ルーティン化されたような生活であっても当たり前じゃないんだという気づきがありました。それはマイナスな意味だけではありません。職業柄、煙たがられる場面が多くあっても、彼は彼なりに確立した楽しみがあって、充実した日々を過ごしているように見えました。
仕事の中でも楽しみを見つけて、それがやりがいになっているように感じました。
盆栽と写真という趣味も
一見変わらないようでいて毎日違った表情が見れるもので良いと思いました。
ああいう年のとりかたをしたいです。