このレビューはネタバレを含みます
公開日の12月から2ヶ月ほど遅れての鑑賞。事前情報をほぼ0の状態で鑑賞したため、作品を新鮮な気持ちで楽しむことができた。都内でトイレ清掃員として働く平山の日々を描いた本作は、結論から言うと「どタイプ」。中年男性の質素な生活を淡々と映していて、フィルムカメラを通して見たような世界に引き込まれた。観終えて考えるのは、perfect daysって何。金?恋人?少なくとも彼の日常にこの2つはなかった。今、自分自身の生活を振り返って苦笑いさせてくるような作品でした。トイレは綺麗に使いましょうね。