凪

PERFECT DAYSの凪のネタバレレビュー・内容・結末

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

「人の数だけ人生がある」とはこのことなのかと思った。ルーティーン化された毎日だけれど、その日常の中にもその人なりの小さな幸せがあって、自分と通ずるものを感じた。
あと、おじいちゃん思い出してめっちゃ泣いた

もうちょっと自分が大人になればわかるのかなー、って思うシーンが数箇所あった

姪の、「ママとおじさん仲悪いの?」「おじさんの話するとすぐ話変えられる」「おじさんとママは住む世界が違うって言われた」

妹が姪を引き取りにきて、「こんな家に住んでるんだ、あ、悪い意味じゃないんだけど」と嘲笑にも捉えれる発言、「まだ本当にトイレ掃除やってるの…?」など、どうも尊敬の念は感じない。だが、「お父さんに会いに行ってあげてね」と言ったあと平沼さんが妹にハグして、その後妹が泣きそうになる?のを観てこれはどういう感情なんだ!と、その後部屋で平沼さんが一人涙するのはどういう感情だったのか。

スナック?割烹料理?の元旦那の発言、「影って重なると濃くなるんですかねぇ」
と言われて、実演して「いや、濃くなってますよ!」と平沼さんが力説するのは何故だったのか。
自分の想像力が乏しくて難しい!でも良い映画だった。
凪