PERFECT DAYSのおののレビュー・感想・評価

トイレの清掃員をする主人公の日々を描いた日本が舞台のヴィム・ヴェンダース監督作品。
静かで心地よかった。主人公はルーティーンを作って動いているけど決してルーティーンに固執している訳ではなく、その生活の中で生まれる変化を大切に楽しんでいて美しかったし崇高さを感じた。
日本×ミニマリズムの相性の良さも相まって舞台設定が最高。東京の映し方がよくあるアジアごちゃ混ぜ(それはそれで好き)とかではなく、正しい知識の上で最大限に良さを引き出していて素敵だった。