TAKA

メイ・ディセンバー ゆれる真実のTAKAのレビュー・感想・評価

3.5
本年アカデミー賞脚本賞ノミネート作。

自分の大好きな作品【エデンの彼方へ】【キャロル】の監督 トッド・ヘインズ監督最新作。

昨年海外の批評家の方達の年間ベスト10などで度々タイトルを目にしていた作品。

36歳の女性が13歳の男の子と不倫をし刑務所に収監後 出産そして刑期を終え出所後その男の子と結婚して結婚生活を始める。そして約20年後 二人の映画が製作される事になり主演女優が役作りの為 家族にアプローチする過程で 秘められた思いが明らかになってくる・・

最大の見所は、ジュリアン・ムーアとナタリー・ポートマンの女の戦い 笑
二人が鏡の前でメイクするシーンは背中がゾクっゾクッとした🥶🥴
あと、15歳で父親になった男の悲哀も心に染みる😢

ただ作品上事件の20何年後の話のため何か大きな出来事が起こるという訳でなく見る側が3人の感情を推し量るという構成の為
自分はこの監督の前述の2作品ほどの感動はなかった。
ただ 年間ベスト1にあげている批評家も何人かいて はまる人にはものすごくはまる作品だと思う。
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