エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命の土偶のレビュー・感想・評価

ユダヤ系のスピルバーグでなく反カトリックのベロッキオ（とこれまでの映画でたぶんそちらと思われる共同脚本スザンナ・ニッキャレッリも）が映画化成し得たということか。
イエスを上回るほどの教皇の権威の下、統一国家道半ばの19世紀イタリアでユダヤ人コミュニティがどのような立場だったのかとその関係を興味深く見た。

教皇に跪いていたローマのユダヤ人コミュニティは20世紀に教皇から裏切られるんだよね…。