苦しかった。でも二度と観たくないと思うことはないし、こういうことが現実としてあったということを覚えておかなければいけないと思う。音楽の響きも、圧迫感を引き立てて苦しい。
面白い!とかすごい!っていう映画ではなくて、直視させられた映画。お父さんの人間味がツラい。モルターラ一家全員、きつければきついほど、宗教にのめり込むしか道はなかったのかもしれない。
大人になってからのエドガルドの情緒はもっとキツかった。教皇に対しての愛と憎しみ、そりゃそうだ。それでももうキリスト教と生きていくしかなかったエドガルド、誰も幸せにならなかったね。