第76回(2023年)カンヌ国際映画祭コンペティション作品。
イタリアの巨匠マルコ・ベロッキオが、史実を元にして描いた宗教的対立の歴史絵巻。19世紀のイタリアで実際に起きた事件がベースとなり、スティ…
自分が宗教嫌いな理由を並べられている感じだった
エドガルドの視点でいけば家族は自分を選んでくれなかったただそれだけのことなんだろうな
家族視点でいけば勝手に物事が進んで息子は洗脳されてしまったって感…
凄まじく心に刺さった。瞬き忘れてしまうくらい。
奪われたエドガルド
エドガルドを取り戻そうと奮闘するユダヤ協会
でも、何よりも奪われたのはエドガルド。
家族が改宗すれば帰れる。
大事ではあるけど…
ノーランの『フォロウィング』を新宿武蔵野館で観るつもりで新宿に行ったのだが、突然の上映中止。
チケットの払い戻しを受け、代わりに近くのシネマカリテで同じ時間から上映のこの作品を鑑賞。タイミングが良…
キリストの左手がピクリと動く瞬間の「あれ?今動いた?」みたいな絶妙なカット。すぐにキリストがエドガルドを無視してどっか行くのに笑った。こういう、マジでやってるんだろうけどもしかしてギャグなの?みたい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
人間の顔はつくづく複雑で、意味作用が無限に発動するのだという大前提の事実を再認識させられる。表情が雄弁すぎるが故に、誰も何を考えているか理解が及ばない逆説的アプローチ。次の瞬間の行動に毎度椅子から体…
>>続きを読む近世ローマで発生した、ユダヤ教徒の少年がキリスト教徒に強制改宗と誘拐を余儀なくされた実際の事件を元にした作品。宗教を取り巻く国家や社会構造の問題点と個人レベルでのグルーミングが大きなテーマになってい…
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