原題は
La Passion de Dodin Bouffant
トラン・アン・ユンが監督
ジュリエット・ビノシュがウージェニーを、
ブノワ・マジメルがドダンを演じます。
とにかく丁寧に時間をかけて料理をしているシーンが続く、
映画全体の7割くらい料理してるイメージ。
しかもワンカット、大きなストーブを用いながら、
炒め、焼き、蒸し、などとまるでダンスをしているような、
流麗な料理シーンは見ていて飽きない。
19世紀末のフランスが舞台で、電気器具は無く、
火を扱っているからこその料理の迫力が伝わってくる。
ウージェニーが作った料理を貴族が食す、
そのシーンを冷静にみると時代を感じ、違和感なのだけど、
ドダンとウージェニーは称賛される。
しかしこれら料理シーンを見ていると、力仕事だなと改めて気付かされた、
体力が無いと続かない、飲食店で朝から夜まで作業してるのは
ほんと凄いなと感じた。
二人の恋愛模様も挟まれ、色々ありますが、割愛。
あと、ポーリーヌって一体。。。
とにかくお腹が空きます、美味しい物が食べたくなります。