申し訳ないながらレンタルDVDで自宅鑑賞
「夏至」を見てから途中の作品は見てませんが この監督の
作品は”抒情詩”ですね 叙事詩(物語)起承転結が好きな人
には絶対に合わないので 敢えてそのような人に見て欲しい
監督ではあります 後味感が凄いので
ラストなどは邦画であれば酷評されるであろう描写ではあり
ますが ヨーロッパ映画では割合よくある描写ではあります
金持ち連中の晩餐会で一人の友人がヒラメのムニエルを食べ
る時にホロホロ崩れるのをフィッシュナイフの方で食べてい
たのが印象的でした 他の連中は主人同様フォークに押し付け
て食べてましたが 確かにナイフの方がこぼれない しかし全員
がスーツにネクタイは外さない その恰好で調理もする主人に
欧州の上流階級の矜持を感じた次第 映画と全然関係ないなw