Kana

落下の解剖学のKanaのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.0
GAGAさんに招待頂き試写会にて鑑賞しました

雪山の山荘で男の死体が発見され 法廷という小さな舞台で 検察、弁護士、息子、専門家たちが 真実に触れようと 其々の見地から 容疑者の妻と家族とその全てを解剖していく映画です


《感想》
ある出来事について、
当事者でない 他人がそれらに触れようとすると
偏向した解釈や想像を通してでしか
触れることが出来ない
それは時として途轍もなく悲しくて
また一方で心底恐ろしく感じた

この感じたことは、これからの人生
心に留めて生きていきたいと強く思った



今年のアカデミー賞 ノミネート作品の中で
唯一の非英語作品ですが
フランス語と英語6:4くらいでした
なのでフランス語というだけで敬遠されてる方がいたら是非鑑賞することをお勧めします!



《以下ネタバレ含みます》
レビューで母がモンスターや無慈悲だという人と
検事たちが必要以上に責め立てていたという声と
どちらも多く見て 私は、
疑わしきは罰せず精神なので
選択を迫られたら
彼女は無実だ、と言うと思います
Kana

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