こっふん

落下の解剖学のこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

2024年 56本目

・法廷サスペンスなんかい!完全に見方を間違った。てっきりどんでん返しサスペンスかと思ってたのに。これは予告が悪すぎる。どんなトリックだったのか、犯人は誰なのかにフォーカスしてしまう。
・セリフ量がいかつい。ついていけなくなることは何度かあったけど、俳優陣の演技はすごいと思う。特に夫婦喧嘩のシーンは圧巻。
・夫婦の関係というのは複雑で、一筋縄ではいかないものということは強烈に伝わった。
・自分はサンドラにすごくむかついた。ああいう状況でも常に弁護士に色目を使っているようで、精神的に疲弊してるとか動機はあるにしても、結局浮気性な人間なんだろうなと思った。
・サンドラは無罪放免となったが、一度ついた容疑者のイメージは簡単には払拭できないだろうなと思う。近隣にも白い目で見られ、ダニエルもこの一件で受けたショックで苦しむことになりそう。
・個人的に観たかったのはこれじゃないな〜という感じ。不審死、息子の視覚障がい、夫婦間の問題等どんなラストなのか期待させられる要素が多分にあっただけに。
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