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落下の解剖学のbrunoのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.0
なぜ最後に母息子は互いに「会うのが怖かった」と言わなければならなかったのか。真実は判決とは異なるものだったのか、と思わせられる。
信じるものをひとつ選んだ息子と、少なくても真実の1/3を知っている母親は、これからどうやって共生していくのだろう。
夫婦/パートナー関係の多層/多面性と異国語の限界というテーマ表現には共感。バイセクシュアリティーの扱いはやはり西欧大人的。
以前から注目していたサンドラ・ヒュラー、近日公開の「関心領域」も含め、最近のブレイクぶりが嬉しい。
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