RuiHosono

落下の解剖学のRuiHosonoのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.0
自殺をすると、莫大な時間と人員と金額と労力がかかる。信頼が疑いとなり、残されたものたちが疲弊する。
主人公は淡々と気丈に振る舞う精神力が凄い。息子にさえも疑いをかけられながらも、最後まで真実を自分の意思で貫く。強い女性だと思った。

旦那の転落事故の段階で、他殺の匂いは映画から全く漂っていないので、いかに事故を証明するかを紐解いていく映画なのだ。

後半ずっと裁判のシーンだったためいささか単調に感じた。

犬のスヌープがまさかの立役者。素晴らしい犬だった。
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