うさどん

落下の解剖学のうさどんのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.8
去年から楽しみにしていた作品。

登場人物たちの過去に加えて、その時々の心理状況、置かれた立場、家族の秘密が法廷で明らかになっていく。

作り込みがしっかりした、心理サスペンス、法廷劇で、最初から最後まで観応えのあるドラマ。

カンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞し、アカデミー賞でも、「作品」「監督」「脚本」「編集」それと「主演女優」の王道主要部門でノミネートされたのも頷ける。

けれど、影の演技者は犬のスヌープ。 良い味出してる。