その日、屋根裏から落ちたのはー。
シンプルに、おもろい。。。
正直、パルムドール作品なので少し小難しい内容なのかとも思って身構えていたが、脚本でぐいぐい引き込んでいく展開ストロングスタイル映画だった。
これは大好き。
設定はとてもシンプルで、且つ登場人物も少ない。ほとんどのシーンが雪山の一軒家と法廷のみ。それでいて全く退屈しない。見事。
じわじわと耳の奥で大きくなっていく不協和音にひたすらハラハラさせられる。他人事だと思って見ていた主人公の生活はやがて、自己との境界線を跨ぎ始める。それに気づいた時にはもう遅い。この映画は最初から観客を「真実」で突き刺そうとしていた。
