あかり

落下の解剖学のあかりのネタバレレビュー・内容・結末

落下の解剖学(2023年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

面白くなくはないんだけど、なぜこんなに賞を取っているのかは分からなかった、、、

真実は闇の中なんだな
最後劇的な真相が明かされるのかと思ってしまった
結局真実が何かではなく、どう判断されるのかが大事であって、それは映画も現実も変わらないのだろう。劇的に真相がわかるなんて決まったストーリーの中でしかないのかもしれない

息子が素晴らしかった
母親を信じたいけど聞かされるさまざまな事実から揺れ動く心情は見ている観客とリンクしてとってもリアルだったし、最後決意してからの証言の冷静さにハッとさせられた

夫婦喧嘩の場面は、映像で見ててもすごいのに、いきなり法廷で音声のみで聞かされていると言うことを思い出せられて、威力が増した
あの場面、男性女性を逆転させるといかに酷いかがわかるのに、自分もミラーリングしてみるまで酷さを想像できなかったことに愕然とした。

弁護士がとにかくカッコいい!!
あかり

あかり