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落下の解剖学のへものネタバレレビュー・内容・結末

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館で観てみた。
なかなか激おも映画でした。
序盤で家から夫が転落死し、妻が殺したのか?自殺なのか?事故なのか?という映画。
サスペンス的な感じなのかと予想していたが、実際は重厚な法廷ミステリーでした。
日本の裁判と違い、争点に差し掛かると検察官が証拠のない単なる想像を高らかに主張していて、これで有罪になったら溜まったもんじゃないなと思った。
また、夫婦関係が少しずつ少しずつ崩れていった様子が、ストーリーが進むにつれてどんどん明らかになっていって、悲しい気持ちになりました。
印象に残ったのは、夫は今の現状(家事等の分担が不満)について悩んでいるので話し合いたいと思っていて、でも妻はそんな必要ないと突っぱねるシーン。
奥さんが言ってる事は確かに完全に間違ってはいないけど、旦那さんが相談したいと言ってるのにそれを必要ないと突っぱねるのは、優しくないなと…
思いやりが大事で、気をつけようと思った。
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