かしまっち

落下の解剖学のかしまっちのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.6
観客の興味関心を惹き続けながらその力を巧みに利用し検証するトリエの創造的に成熟された物語と、不特定多数の観客に共鳴するザンドラヒュラーの複雑で繊細な演技、洗練された撮影や演出の数々が巧妙に混ざり合い、
観客の能動的な鑑賞と物語の受動的な空白が互いに干渉し合うことで、映画の魔力は最大値をマークする
この映画は観客を物語の世界から容易には帰さない

難易度:難
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