ねぎとろ

落下の解剖学のねぎとろのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.7
これは好きか嫌いかが分かれそうな映画だなーと観ているうちから思っていました。私はかなり好き系。売り出し方からサスペンス映画かと思いきや、フランスの会話劇です。その主題は、事実の多面性、主観性と客観性、そんなあたり。

ひとつの出来事も語る側が変われば、話は一転し、事実かのように語られる物語の信ぴょう性は失われる。様々な場面でそれを繰り返し描いている映画だと思いました。

今まであったようで、実はないところが評価されているのかな?

録音されている夫婦の言い合いシーンは、あーまじこれあるよねーと、失笑と大笑いの間のような感情で傍観していました。

映画館で観てよかった。でももうちょっとシュッと詰めて、尺を2時間位にできそうかな。
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