このレビューはネタバレを含みます
自分は「サンドラはやってる」派
まぁこの映画で大事なのはそこじゃない
物事を見極める時に、本作とは違って決定的な証拠を知っていたとしても、最終的な結論を下すのは脳ではなく心だということ。
人は機械的に情報を処理して最適な結論を導き出せるような生き物ではない
ダニエルは母親の有罪を訴える自分の脳を心で否定した。
愛すべき父は死んだ。同年代の友達もいない。心を通わせた愛犬もその内死んでしまう。
唯一残った肉親である母親を信じる事は難しいが、壊れかけた自分が縋る事ができるのも彼女だけだと心で理解したのかな