落下の解剖学のむしらくだのネタバレレビュー・内容・結末

久しぶりに喰らった〜ァていう感覚。
無罪判決だけど「罪に問われた女性」という目でしか見られなくなったし、このあとの人生、法廷でメッタメタに解剖された女性の情報が独り歩きして付きまとうし、恋の可能性も子どもとの日常もきっと裁判する前と同じにはいかない。また第二の被害すら生むかも。
映画の終わり、主人公みたいにもっと劇的な結末を期待してたけど私も「期待をしすぎた」だけでまだ他殺の疑いを解消できていない自分だけが残って、ウワアアアアこれが言いたかったのかァア。。まさに体験だった。怖い。
12人の怒れる男を前日に見たくせに、個人的な疑いの目を捨てきれない自分も怖い。