このレビューはネタバレを含みます
ミステリーじゃなかった
ヒューマンドラマだった
真実は絶対的なものじゃなくて、相対的なものなんだよという映画
少年の成長物語として観れば前向きなのかもしれないけれど、彼に取っては結果的に知らなくていいことまで見せられて、得たものなんかなにも無いな
状況的には無罪でマイナスがプラスになったわけでもなくて、一生ついたマイナスは元に戻らないし、人が人を裁くってのも限界があるなという気持ち
法廷のシーンはすごい見応えあるし、ヒューマンドラマとして見始めればすごいいい映画だった
ただ、私はミステリーと思って見始めたので、なんもわからんのかい!という感じ
犬演技ばり上手い