タクテル

落下の解剖学のタクテルのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.1
2024年20本目。

雪山の山荘で作家の夫が転落死。妻に疑いがかけられ裁判となるが、果たして夫は事故死なのか?自殺なのか?それとも他殺なのか?

かなり長い映画で物語としては裁判のシーンが多め。だが、話の構成が良く、裁判のシーンで次々と明らかになる新たな事実により観ている側からも何が真実なのか、妻が疑わしく思えてきて実際に裁判を傍聴しているようなリアリティがあった。

裁判のシーンだけでなく、現場検証や証人への事実確認もしっかりあり、一つの事件を対象とした映画であるが、ダレることなく観ることが出来た。
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