MiyukiYamada

落下の解剖学のMiyukiYamadaのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.1
素晴らしい法廷劇。
あっとゆうまの2時間半でした。
とてつもなく繊細でとてもリアルでした。
そして所々つらかったぁ。
そして犬の演技がうますぎて、天才かよってなりました。笑
ダニエルを守る犬と父親の存在。
父親の真面目さなのか、ダニエルへの罪悪感から面倒を見ることが義務感となりそれが病となっている。
そしてラスト父親と重なった犬が母親のそばに寝るとゆうラストまでなんか本当にグッときました。
その前のシーンで守られていたばかりの息子がほっとして泣く母親をまるで大人のように抱きしめるシーンで、この裁判を通じて大人になったダニエルを見ました。
映画はかなり着々と進んでいくのに、何故か何度かグッときたり熱くなったりしてしまう、本当に脚本が神がかった作品でした。
脚本がしっかりした作品てなんでこんなに面白いんだろう。
むしろ脚本ダメで監督の力でどうにかした作品って私はイマイチだと思います。
MiyukiYamada

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