チョコボール

落下の解剖学のチョコボールのネタバレレビュー・内容・結末

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

はっきりしない真相。
だが、これがいい。

フランス語ってなんか早口。
検事さんのフランス語、余計に早く感じる…

って、まぁ、それは置いといて、

人の数だけ考え方があり、見方がある。
先入観なく見ているようでも、結局凝り固まった先入観を通して、世界を見とるんやろなーって感じた。

また、検事、弁護士、息子、旦那、奥さんにもそれぞれの立場から語る物語がある。

真相、真実がわからないので、
それぞれの立場から物語を推測するしかない。

早口の検事も、弁護士という立場であれば、殺っていないという立場からの物語を語ることになるだろうし、弁護士さんもまた然り。

結局、裁判長は、真相解明の為に行動した息子の物語を信じた。
そしてあの奥さんは無罪に。

それが真実なのかはわからないが…。

ただ、確実に落下したものがある。
それは夫婦関係。

あの家族はこれからどうなるのか…。


奥さん好きなあの弁護士さんの、本音を知りたいね。
チョコボール

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