“結論への根拠が足りない場合は、その時の状況で判断するしかない。”
第90回アカデミー作品賞ノミネート6/10。23年パルムドール賞、24年アカデミー脚本賞を受賞した裁判映画。この手の作品が日本で…
このレビューはネタバレを含みます
どんな家庭の日常も詳らかにすればドラマチックなんだろうね。
ひとり内省したり表情だけで見せるシーンはほぼ省いていて、会話劇で魅せてくれたと思う。
家って人となりが見えるすごく大事な要素だよなぁとあ…
『落下の解剖学』
元は惹かれ合って結婚したはずの夫婦関係の変化が、サスペンス調のストーリーの中で徐々に明らかになっていく構成に引き込まれる。長尺でじっくり見せる法廷シーンは見応えあり。
同時に、…
人の目にどう映るか
見たいようにモノをみて、見たいように解釈する
自分がみてるそのひとが、そのひとのすべてではない
法廷でのシーンもそうやけど、ひととの関わり合い方がフランスを感じた
自己主張もす…
自殺か他殺か、誰が殺したのかも、何が本当に起こったことなのかもわからない。挙げられた証拠が客観性を持っているかは視点によって変わるし、裁判が長引くほどに新たな情報が追加され意見は錯綜する。
今まで見…
裁判シーン多めでスローな映画だけど興味が途切れない映画だった。実際に何が起きたか不明瞭なまま、さまざまな会話があり、回想の夫のセリフを聞いて何だか悲しい気持ちになり泣きそうになった。
事実は一つ何だ…
裁判劇ゆえに有罪か無罪かに法廷上の答えがあるのに、劇中で芽生えてしまって消えない違和感は何でしょうか、、、。
夫が事故死もしくは自殺した可哀想な妻という視点にも、実は夫を殺害した真犯人ではという疑…
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