このレビューはネタバレを含みます
先行上映というどきどきの場。はあ〜！
スコアはトークも含めて。
あらすじを書くと、なにそれ面白いの？となりそうやけど
なにもせずに、なにかを考えていること、思っていること、時間をかみしめていること、それを肯定するような時間で癒された。
部屋の色や目の覚めるようなアンザの服の色、ホラッパの撫でつけられた髪、顔の形などが好きでした。
トークで、
ほとんどワンテイクで撮ったと聞いてびっくりした。たった一度にかける集中力、真摯さ、神秘さ、を感じる時間が素晴らしかったと。
ただ細部までつくりこんだ準備があってこその大切な、二度とない一回。
何回もやり直すと毎回なにかがそこに被さって、なにか違うものになってしまうという..と言っていました。そんな視点がなかった。
戦争が起きている世の中で、わたしのこの小さなイライラ、悩み、モヤモヤって何、と思うときが時々あるけど、
生きているがゆえのいろんな幸せや、考えること。抱きしめていたいし、
「ご自愛しながら、他人のことも考えながら、生きていけたらいいですね」という言葉がとっても素敵でした。
へりくだらず、でも真摯に話してくれる、チャーミングな彼女でした。
