帰り道、嫌いだった渋谷すら輝いて見えた。
いつもは耳障りだった人々の声も愛おしく思えた。
間違いなく自分の人生が素敵なものになった。
そんな大した変化じゃ無いかもしれないけど、彼の映画は希望をくれる。
名前も知らない誰かを愛おしく思えるなんて、そんなことが現実で出来たらどれだけ素晴らしいんだろう。
家族とか恋人とか友人とか、いろんな繋がりはあれど、結局人は皆良い意味で他人であって。
皮肉とユーモアが衰えるどころか、ガンガン光ってた、と思う。
あとはやっぱり犬。
やっぱり犬なんだよ、名俳優すぎる。
犬になりたいよ、もう。
6月のフィンランドツアー行きてえな〜
とか考えてたら乗り過ごしちゃったりなんかして。
今日は歩いて帰ろう。
やかましいぞおれ。