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枯れ葉のhiromiのネタバレレビュー・内容・結末

枯れ葉(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが5年ぶりにメガホンをとり、孤独を抱えながら生きる男女が、かけがえのないパートナーを見つけようとする姿を描いたラブストーリー。カウリスマキ監督による「パラダイスの夕暮れ」「真夜中の虹」「マッチ工場の少女」の労働者3部作に連なる4作目で、厳しい生活の中でも生きる喜びと誇りを失わずにいる労働者たちの日常をまっすぐに映し出す。

フィンランドの首都ヘルシンキ。理不尽な理由で失業したアンサと、酒に溺れながらも工事現場で働くホラッパは、カラオケバーで出会い、互いの名前も知らないままひかれ合う。しかし不運な偶然と過酷な現実が、2人をささやかな幸福から遠ざけてしまう。

「TOVE トーベ」のアルマ・ポウスティがアンサ、「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」のユッシ・バタネンがホラッパを演じ、「街のあかり」のヤンネ・フーティアイネン、「希望のかなた」のヌップ・コイブが共演。2023年・第76回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。


お初のアキカウルスマキ映画
レビューもよかったので、そんなにいいならと観てみることに。

カウリスマキといえば、台詞が少なく、表情はそれ以上に極端に少なく、ナチュラルさを意図的に排除したような演出が特徴とのこと。それさえ知らない私は慣れるのにちょっと苦戦。けど散りばめられた独特のジョークと音楽に心地よく癖になる感じ。
ジョークはわからないものもあったけど、いろんな設定が仕込んであって分かればもっと面白いんだろうなーと
自分が若い頃にこの映画と出会っていても、きっとつまらないで終わっていただろう
シンプルで淡々とした日々が日常でその中にある幸せが少しわかるからこそ、よさが少しわかったのかも。
5年後、10年後にまた観たい映画

なんかパターソンに似てる感じがするかもーと思ったらジム・ジャームッシュに影響を受けたとのことで納得
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