初カウリスマキ
引退してたのも知らなかったけどめちゃめちゃ良かった!
若くない男女のすれ違いをレトロ調に描いたゆる〜い作品でブレッソン、小津、チャップリンに捧げたとのこと
独特な"間"とユーモアがとにかく絶妙で、すぐさまそれがこの監督の持ち味なのだと確信
この空気はもう大好きと言わざるを得ない
ラジオからは毎度ウクライナ戦争の暗いニュースが流れるものの、皮肉合戦の会話が面白くてずっとニヨニヨしながらの鑑賞となった
シーンに合ったムーディな選曲と歌詞も良く、オフビートな感覚はジャームッシュを想起させるし実際ジャームッシュのあの映画もイジってたw
労働者を扱ったシリーズに連なる作品でもあるそうで過去作も大変気になる
俳優陣もエキストラも素晴らしく、無表情がツボった笑
パラノイドってあの曲を歌おうとしたのかな?