事前に、「浮き雲」「マッチ工場の少女」を予習してからの鑑賞。
かなり違っていた。
「浮き雲」「マッチ工場の少女」のときとカメラワークが全然違う。
今回の枯れ葉はかなり好み。
アキ・カリウスマキの象徴的なシーンなのかな?ダイニングテーブルのシーン。
「浮き雲」のときは、このシーンをこんな角度から撮るのか…と残念に思って観ていたが、本作では私の好みのシンメトリーな映像になっていた。
色も良い。
北欧の独特な色合いがすごく良かった。
服装もポップになっていた。
重たいテーマに対して色合いが心地よい。
アキ・カリウスマキの作品は、俳優陣の目線と演技が好き。
あんなにもリアリティのない演出なのに引き込まれる。
不思議な作品。