今年最後の映画館はシネモンドで「枯れ葉」
ヘボいラブコメ映画です。褒めていますよ!こんな古典的な!?って感じですが台詞と演技をかなり抑えているのでうっとり観れます。
ただこの古典的なラブコメは主人公2人のギリギリな生活で成り立っている。住所もネットも使えないの。
追い詰められた人間にとって深刻なラジオ放送は聴くことができない。幸せな人間は?聴き流す事ができる?あの時感じた悲しみと怒りと自己嫌悪は。エンディングを迎えた主人公の世界はどう変わった?この映画には意図的にノイズが仕組まれていたが、エンディングを迎える頃にはノイズは聴こえない。
ちらっと背景に2024年のカレンダーがあるのもキツイ。あれはまだ続くの……?