やっぱカウリスマキの映画は優しいよなすごく。
今回は割とコメディ要素多めで楽しく観れた。
安定に犬もかわいい。
主役の2人はカティ・オウティネンやマルック・ペルトラたち常連組にも負けない良い哀愁があった。特にアンサ役のアルマ・ポウスティは哀愁に加えて、笑った時ウインクした時の可愛らしいさがあって良いなと思った。
今回も寿司でてたな!!
ジュースのマドラーに!!
細かいこだわりにフッと笑ってしまった。
あとはジャームッシュのゾンビ映画を観た観客のシーン。「田舎司祭の日記」「はなればなれに」を思わせるは笑った。どこがや笑
名画座に「ラルジャン」や「穴」のポスターがあったり、「気狂いピエロ」のポスターを見るアンサの謎カットがあったり、犬の名前チャップリンだったり、映画オマージュがところどころにあっておもしろかった。
風に吹かれて落ちてきた枯葉みたいに、フラッと映画館に誘われて、観た人を少しだけ幸せにしてくれる、そんな映画だと思いました。