きょん

枯れ葉のきょんのレビュー・感想・評価

枯れ葉(2023年製作の映画)
4.5
ジム・ジャームッシュの「デッド・ドント・ダイ」が出てくるところなんて、もうサイコーd( ̄  ̄)ワクワクしてしまいました。デートにゾンビ映画なんて…ステキ( ̄ー ̄)若い子同士のデートではないからいいとは思うけど、アンサ(アルマ・ポウスティ)はひいてはなかったのかな?アキ・カウリスマキ監督、引退と思いきや復活\( ˆoˆ )/

労働者の悲哀を感じつつも、アル中のホラッパ(ユッシ・ヴァタネン)ダメねぇと思いながら、おとなしそうなのに芯のある女性のアンサはきっぱり、彼に酒はダメと言える人。それでも惹かれ合う2人。色や音楽や、女だてらに力仕事をこなすアンサ。ほんとうに不安もあるだろうに潔く、前の職場は弱きを助けたために首になり。一緒に辞めた同僚も潔し。告げ口した警備員は…W(`0`)Wなんかねちっこかった。ホラッパの仲の良い同僚もとてもいい人。そしてワンコU^ェ^U

まさかあの歌が竹田の子守唄とは思わなかった!(そもそも曲をよく知らない)カラオケそれも昔懐かしのカラオケバー的な(こちらもよく知らない)場所で知り合った2人。なんだか見るもの全て懐かしかったり、質素だけどオシャレだったり。枯れ葉のシーンは(特に冒頭)「PERFECT DAYS」の公園のシーンを思い出しました。まだ観たばかりですが何か繋がっている気がします。そして、今日観た「父は憶えている」も繋がってましたΣ(・□・;)そちらはまたあとで。その間に1本観ていますので。

カウリスマキ監督作品が今年最後に観られるなんてとても幸せ(๑>◡<๑)

パンフレットもとてもしっかりした素敵なもので満足です。
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