ほんの少しのセリフ(感情を抑えた)と情報、派手さはないけど優しい世界が展開されていく、そして優しい光と色、アキ・カリウスマキの世界。
二人とも解雇・失業・転職と不安定で不安な生活を送る二人のほんのちょっとした出会い、なのに静かな、でも熱くて抑えられない思い、ほんとにそんな愛があるの？と思う世界に、ロシアのウクライナ侵攻のラジオニュースが現実をつたえている。世界情勢も日常の生活も不安定な不安だらけだから、こんな幸せが現実にあってもいいよねと思えた。
二人で見た映画が、ゾンビ映画のデッド・ドント・ダイでそのまんまの感想だったのが笑えた。
