観終わった後に久々映画ってものを観れた気がした。
アキ・カウリスマキ監督初鑑賞。
ストーリーはシンプルなんだけど
1つ1つのシーンが繊細で
大切に撮られているんだと伝わってくる
カメラワークやロケーション
色合いなど全てが好みだった。
観ている映像は70年代を彷彿させるだが
舞台は2023年というギャップもいい。
俳優陣の演技や表情も惹きつけられる
アル中ダメ男なんだがなぜかかっこよく見えるし
アルマ・ポウスティのラストのウィンクは
正直やられた…
全てにおいて監督のこだわりをふんだんに感じられる作品だった。
自分もあの家で窓際でラジオ聴きながら食事したい。