タロウ

枯れ葉のタロウのレビュー・感想・評価

枯れ葉(2023年製作の映画)
4.3
観終わった後に久々映画ってものを観れた気がした。
アキ・カウリスマキ監督初鑑賞。

ストーリーはシンプルなんだけど
1つ1つのシーンが繊細で
大切に撮られているんだと伝わってくる

カメラワークやロケーション
色合いなど全てが好みだった。


観ている映像は70年代を彷彿させるだが
舞台は2023年というギャップもいい。

俳優陣の演技や表情も惹きつけられる
アル中ダメ男なんだがなぜかかっこよく見えるし
アルマ・ポウスティのラストのウィンクは
正直やられた…

全てにおいて監督のこだわりをふんだんに感じられる作品だった。

自分もあの家で窓際でラジオ聴きながら食事したい。
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