このレビューはネタバレを含みます
静かだった
その分一つ一つの音やセリフが際立ってた。電子レンジの音、映画館のネオンが消える音、バーのネオンが付く時の音、お酒をシンクに流す音、食器がぶつかる音、耳に幸せな映画だった。
フィンランド語も聞いていて面白い。英語と日本語以外の、字幕なしじゃ何言ってるか全く見当の付かないような言語での会話を聞く体験はなんだか楽しい
全体的に暗くて静かな分、犬の存在が太陽みたいで、出てくる度口角が上がっちゃった。名前にも納得。
終盤、男が断酒して女に会いに行く様子は、ジャック・ニコルソン主演の『恋愛小説家』のセリフを思い出した！(You make me want to be a better man)
人を良い方向に変える愛の力に何度でも感動してしまう
暗いニュースが続く中でも、どこかの街中で人と人と新しい出会いがあるという事実
は束の間だけでもほっとさせてくれる
コップあんなに積み上げられて、運べるのすごいな！！！！！
