枯れ葉のdendohのネタバレレビュー・内容・結末

今年25本目、念願の北陸ミニシアター巡り一発目として、富山の『ほとり座』にて『枯れ葉』を鑑賞。どストレートな男女の恋愛映画だった。電子機器があまり登場しないのは監督の趣味らしいのだが、それも含めて現代フィンランド映画とは思えない。番号なくして連絡取れないっていつの時代だよ...でもウクライナ戦争に言及してたから、間違いなく2023年の映画なんだよな...

平時だったら刺さらなかった気もするけど、なんか旅先ブーストがかかってメチャクチャ楽しんだ。主役二人が貧困層で、タバコをどこでもプカプカふかしてて、『何事も先進的』な北欧ステロタイプイメージを完全にぶっ壊された。

しかし成人男女の話なのに、恋愛描写が高校生みたいで笑う。今にして思えば、恋愛にも仕事にも不器用な二人の性格は『マッティは今日も憂鬱』のマッティっぽさも見いだせる。