このレビューはネタバレを含みます
「とぼけたユーモア」って言葉が本当に似合う映画だった。ジム・ジャームッシュのデッドドントダイ選ぶのとか、病院で語りかける内容とか、普通の会話さえも外してくる感じに笑ってしまった。
その分、目線、音楽、行動の末端がそれぞれの気持ちや物語を保湿してて好き。
連絡先も名前も知らない2人の微妙な関係性が自分と少し重なるところがあって、なんか良かった。
映画館の前でひたすらタバコ吸いながら待ってるシーン良すぎる!会えるかわからないのに待ってしまうって心惹かれてるからよね。
コピーの「愛を、信じる」って、まだ相手をよく知らないのに、なんだか惹かれてる自分の気持ちを愛だと信じてみるということにも解釈できるのかなと思った。