シニアのトゥルーロマンス。
アート映画とかではなく、地味だけれども分かりやすい。最後にもう一度彩りを得る枯れ葉というタイトルも絶妙で語り過ぎない 81分という長さもちょうどいい。この映画を評価するのはきっと年齢的な意味だけでない枯れ葉的な人なんだろう。当時は痛々しかった黄昏流星群もきっと今ならしっくりくるような気がする。
作風と雰囲気からフィンランドのパーフェクトデイズという人もいるけれど、パーフェクトデイズに足りなかったものがあって個人的には心地良かった。迎えにきてくれる人がいるっていいなと思うし、犬もいい。観て良かった。