2024年の初観。
フィンランドのアキ・カウリスマキ監督の映画。
昔、若い時は、この映画みたいに、言わなくても気持ちって伝わるものだと思っていた。
大人になった今では、気持ちはちゃんと言わないと伝わ…
本当にささやかな男女の小さな恋愛と、合間に挟まれる今の情勢への批判
カリウスマキはノスタルジックな作品を作らせたら天下一品だと思う
会話も最低限なのに何故か伝わってくるものがある
そのため懐かしさが…
2024年130本目
アキ・カウリスマキ最新作。とても「最新作」とは思えないぐらいノスタルジックで古ぼけた、まさにカウリスマキらしい映画だが、ラジオから繰り返し流れるウクライナ侵攻のニュースはこれ…
理不尽に職を失ったアンサと、冴えないアル中のホラッパはカラオケバーで出会い、名前も知らないまま淡々と惹かれ合う。しかし偶然が不幸に重なり、ささやかな幸せは遠ざかってゆく…。
さっすがカウリスマキ監…
このレビューはネタバレを含みます
「枯れ葉」、社会という樹から落ちながらも自分を守りながら生きている人々。
劇中のほとんどのシーケンスに「物を廃棄する人」と「それを拾う人」が繰り返し登場する。
スーパーで賞味期限切れの商品を廃棄…
© Sputnik Photo: Malla Hukkanen